不妊症の原因と治療

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着床障害とは?

着床障害とは、受精が成立して子宮まで受精卵が移動するものの、子宮内に問題があって、正常に着床が起こらない状態のことを言います。

 

卵管で受精した受精卵は、5〜7日間かけて子宮に送られ、子宮内膜に着床します。しかし、子宮内のなんらかの原因で子宮内膜に着床できないと、せっかく受精しても妊娠が成立しません。

 

着床できなかった場合だけではなく、着床したものの長続きせずに流産してしまった場合(化学流産)も含めます。

 

2回以上連続して流産・死産をすると「不育症」と呼びます。一方、体外受精や顕微授精を3回以上行っても妊娠に至らない場合「着床障害」と診断されます。

 

着床障害の原因は大きく分けて2つ

 

着床障害の原因には、主に大きく分けて2つの原因があります。それは子宮などの器官が原因の場合とホルモンが原因の場合です。

 

本来、子宮は排卵後に子宮内膜の厚みが増していき、着床に適した状態へ変化し、受精卵の到着を待ちます。しかし、ホルモンバランスの乱れや子宮の病気のせいで着床しやすい状態を作れないと、着床できなかったり、着床したものの長続きせずに化学流産になったりしてしまうのです。

 

着床障害を招く子宮の病気について

 

着床障害で妊娠を妨げる原因はたくさんあり、子宮筋腫や子宮内膜ポリープは、着床を邪魔してしまいますし、子宮奇形は子宮の形に問題があり、黄体機能不全では子宮内膜を厚くするためのホルモンが分泌されません。子宮内膜癒着では、流産時の手術や中絶の際にできた傷や内膜の炎症で、子宮内膜が他の臓器と癒着してしまい着床を妨げてしまいます。

 

内診、超音波検査、ホルモン検査、子宮鏡検査、子宮卵管造影検査などで診断がつきますが、現代の医学では受精卵が子宮内膜に着床するメカニズムがまだ解明されていませんので、着床障害は、診断も治療も非常に難しいと言えます。

 

着床障害でも妊娠できるの?

 

着床障害を克服して妊娠した方もたくさんいます。大切なのはきちんと着床障害の原因を見つけて治療することです。

 

ポリープや子宮の形状が原因の場合には、状態によっては子宮鏡を用いて病変を切除します。

 

子宮内膜が薄くなっている場合は、今のところよい治療法はありませんが、排卵誘発剤のクロミッドの副作用で子宮内膜が薄くなる場合があります。その場合は排卵誘発剤を変えることで改善されます。

 

ホルモンに原因がある場合は、黄体ホルモンの飲み薬や、HCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)の注射などがあります。

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