不妊症の原因と治療

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がん経験はありませんか?

現在は医学が進んでいるので、がんも早期であれば治る確率が高くなっています。女性特有のがんと言えば、子宮がん、卵巣がん、乳がんなどです。

 

子宮頸がんと子宮体がん

 

子宮頸がんは必ず不妊になるような病気ではありません。確かに、子宮頸がん、もしくはそのワクチンによって不妊症になるということは全くないというわけではありません。

 

子宮頸がんにかかった場合には月経以外の出血などわかりやすい症状もあり、早期の発見が困難なものではありません。早期発見していれば、仮に手術してがんの部分を切除するということになったとしても、それは表層の部分を削り取るような手術であり、手術後も妊娠や出産が可能であるといわれています。がんの進行が進んでしまっている状況であれば、場合によっては妊娠が不可能なこともあります。

 

子宮体がんの治療は基本的に手術になります。

 

進行状況にもよりますが、子宮・卵巣・卵管・リンパ説の摘出手術となることが多いようです。術後の検査で、再発の可能性が高いと判断された場合には、放射線治療や抗がん剤治療がおこなわれます。妊娠を希望している場合、子宮内膜前面掻爬という手術と、高用量黄体ホルモン療法という、ホルモン剤を使った治療が取られることもあります。

 

卵巣がんは早期発見が難しい

 

卵巣は、非常に腫瘍ができやすい臓器で、仮に腫瘍が見つかっても8〜9割程度は良性の腫瘍だといわれています。卵巣がんとは、卵巣にできる悪性の腫瘍と、良性と悪性の境目にあたる腫瘍(境界性悪性)のことを指します。

 

もっとも多くみられるのは、卵巣の表面にできる上皮性卵巣がんで、悪性と境界性悪性を合わせると、卵巣がん全体の8〜9割を占めます。次に多いのは、卵巣の中にある卵子の元となる細胞「胚細胞」からできる悪性腫瘍で、悪性卵巣胚細胞腫瘍と呼ばれます。

 

悪性の卵巣がんにおける基本的な治療では、卵巣と子宮を切除するため、その後の妊娠は難しくなってしまいます。しかし、患者が妊娠・出産を望んでいて、病状が下記のようなときには、がんがある卵巣と卵管と脂肪組織のみを切除し、子宮と片方の卵巣を温存する妊孕能温存手術が行われることがあります。

 

乳がん治療後は閉経してしまう!?

 

乳がんになったときに、受ける治療法や治療が終了する年齢によっては、妊娠ができなくなることがあります。薬物治療後に閉経する危険性があるからです。

 

妊娠の可能性を残す治療には、受精させた胚や卵子、卵巣組織を凍結する方法があります。ただし何よりもがんの治療を最優先すべきで、妊娠のために治療開始を遅らせたり、再発予防のための治療を短くするべきではありません。

 

医学が進歩している現在、がんにかかっても治る可能性は高いですが、やはり早期発見が大切です。
早期発見するためにも、定期検診を受けるのが理想です。

 

早期に適切な治療を受けて、経過も順調なら妊娠可能です。
しかし、ホルモン剤や抗がん剤の影響で、ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあり、
放っておくと妊娠しにくくなってしまいます。

 

子宮がん、卵巣がん、乳がん以外にも、がん経験のある方は、薬の影響も心配ですし、
妊娠可能かどうか医師と相談することをおすすめします。

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