不妊症の原因と治療

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内科的な疾患はありませんか?

なかなか妊娠に至らない場合、背景に内科的な病気が隠されていることがあります。内科的な疾患がある場合、ホルモンの分泌に支障をきたすことがあります。甲状腺の病気や糖尿病、肝臓病、腎臓病、高血圧などは、ホルモン代謝異常を起こす場合があるので、それらの病気は注意が必要です。

 

内科的疾患とその影響について

 

甲状腺の代表的な病気が甲状腺機能の異常で、甲状腺のホルモンが過剰に分泌されてしまうバセドウ病(甲状腺機能亢進症)と、逆に甲状腺ホルモンが不足してしまう慢性甲状腺炎(甲状腺機能低下症)があります。甲状腺ホルモンは、高くても低くても不妊の原因になります。

 

糖尿病の場合、生理不順になりやすく、不妊症につながる場合があります。規則的に生理がくるためには、規則的な排卵が行われることが条件となります。インスリンは排卵に対して重要な働きをするホルモンのひとつですが、糖尿病ではこのインスリンの働きに障害が出ることが多いため、排卵に影響が出る可能性があります。

 

肝機能が低下している場合も不妊の原因になります。肝臓の機能が低下すると、解毒機能が低下し子宮に体内毒素を溜め込んでしまったり、血液循環が悪くなり子宮の血流が低下します。また、免疫力が低下し、慢性炎症を誘発するので子宮・卵巣が炎症を起こしやすくなります。

 

腎臓病の場合は、妊娠によりその病気が悪化することがあります。健康体の方にとっても妊娠、出産は大きな負担と言われています。腎臓病の方の場合、その負担がさらに大きくなります。妊娠できたとしても妊娠中の食事制限や運動制限など注意しなければならないことも多いです。

 

高血圧は不妊の原因の1つにはなりますが直接関係しているわけではありません。自律神経が乱れると高血圧や不妊の原因になります。逆に、不妊治療に使われる薬によって血圧が高くなるケースもあります。

 

これらの内科的疾患のある方は、内科と婦人科、各診療科と連携しながら治療をしていくことになります。

 

薬の影響で不妊症になる!?

 

また、抗うつ剤や強力な精神病の薬の副作用で、高プロラクチン血症や生理不順、無月経になることがあり、胃潰瘍の薬の中でも、抗うつ剤として使う薬もあり、必ず副作用が起きるというわけではありませんが、頭の片隅に置いておいてください。

 

中には、せっかく妊娠したのに、こういった薬を飲んでいたために、中絶せざるを得なくなるというケースもあります。薬を服用している状態での妊娠は、素人判断できませんので、やはり医師のアドバイスを必要とします。

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