不妊症の原因と治療

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卵管癒着・卵管閉塞とは?

卵管癒着・卵管閉塞とは、分泌物や卵管の炎症などで、両側、または片側の卵管の通りが悪くなったり、詰まってしまっている状態のことを言います。

 

卵管は、卵巣から子宮への卵の運搬に重要な役割を果たしていますから、卵管の通りが悪かったり、詰まってしまっていると妊娠しにくくなってしまいます。

 

卵管癒着は、卵管に癒着などがあって通りが悪くなっている状態で、卵管閉塞は、卵管癒着と同じような原因で卵管が塞がってしまった状態です。

 

卵管障害は自覚症状がほとんどありませんので、発見が遅れてしまうことが珍しくありません。

 

卵管癒着・卵管閉塞の検査

 

排卵に問題がないのにも関わらず、なかなか妊娠に至らない場合、卵管癒着・卵管閉塞がないかどうかを検査します。一般的に子宮卵管造影検査や、通水・通気検査で卵管の詰まりを確認します。

 

子宮卵管造影検査とは、膣からカテーテルを挿入し、子宮内に造影剤を流し込み、それをX線撮影し、造影剤の流れ方で卵管の詰まりを確認できるものです。10分程度で終わる検査ですが、卵管に造影剤が通るときに多少痛みが生じます。卵管が詰まっていたり狭くなっていたりすると、痛みも強いようです。

 

通水・通気検査とは、膣からカテーテルを挿入し、子宮内に水や空気(炭酸ガス)を送り込み、卵管が詰まっていないかを確認する検査です。X線設備のない病院で、卵管の通過性を確認する場合に行なわれます。

 

造影剤や水や炭酸ガスを流し込むことによって、卵管の通りがよくなるので、軽い卵管の詰まり程度ならば解消され、検査後に妊娠する人もいます。

 

卵管癒着・卵管閉塞の原因

 

卵管癒着、卵管閉塞の原因は、卵管が細菌感染して炎症を起こしたり、過去に受けた開腹手術後の癒着が原因で起こることがあります。

 

また、性感染症のクラミジアにかかったことで卵管に炎症が起こって癒着する場合もあります。

 

子宮内膜症で、子宮内膜が卵管に付着して卵管の詰まりの原因になったり、虫垂炎など腹腔内の炎症が原因になることもありますが、原因がわからないこともあります。

 

卵管癒着・卵管閉塞の治療

 

卵管が通っているかを検査するために行う子宮卵管造影は、
造影剤を流すことによって、軽度の卵管のつまりであれば改善することがあります。

 

卵管は左右に一本ずつ合計二本あるので、片側がふさがってしまっても、
もう片側が正常なら自然妊娠の可能性はあります。

 

両方の卵管が完全に閉塞している場合は、卵子も精子も通ることができませんから、一般不妊治療では妊娠率が非常に低くなるため、腹腔鏡手術や卵管鏡下卵管形成術で卵管を通す手術を受けるか、体外受精へ進みます。

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