不妊症の基礎知識

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基礎体温表で排卵日を予測する

生理周期の1サイクル(およそ28日)は、低温期と高温期に分かれています。体温が低くなると生理が始まり、2週間ほど低温期が続き、それが終わると高温期に入るのですが、この低温期と高温期の分かれ目の前後に排卵があります。

 

基礎体温で排卵日を予測する方法

 

基礎体温表を見ると、体温がカクンと陥落している日が1日ありませんか?以前は、この体温陥落日が排卵日になると考えられてきました。しかし経膣超音波の進歩により、排卵時期が数時間単位で予測できるようになり、「体温陥落日=排卵日」とは限らないことがわかってきました。

 

WHO(世界保健機関)では、基礎体温表から見た排卵日の定義を次の4種類としています。

最低低温日

体温陥落日

低温最終日

高温相初日

 

日本不妊学会では、超音波で確認した排卵日と、基礎体温表の一致率を次のように報告しています。

最低低温日 51.8%

体温陥落日 56.3%

低温最終日 62.5%

高温相初日 26.8%

 

いずれにせよ、排卵日は、体温陥落日かその前後の数日であることはほぼ間違いないようです。

 

頸管粘液から排卵日を予測する方法

 

基礎体温表だけで、排卵日を特定するのは難しいので、頸管粘液から排卵日を予測する方法も参考にしてください。排卵日が近づくと、精子が子宮内に入りやすくなるように、子宮頸管から頸管粘液が盛んに出るようになります。この時期の頸管粘液は粘り気があり、指で伸ばすとよく伸びます。

 

まず手を清潔にして、人差し指と中指の2本を膣の突き当たる部分まで入れ、指でその部分にある警官粘液を取り出します。その警官粘液を親指にもつけて、指を広げて伸び具合を見ます。

 

伸び具合が2センチくらいで切れたら、排卵3日前くらい。3〜5センチくらいで切れたら、排卵1〜2日前。指をいっぱいに広げても切れないほど伸びたら排卵当日。個人差はありますが、これを目安にしてください。

 

排卵日検査薬で排卵日を予測する方法

 

また排卵日検査薬を使うという手もあります。排卵日検査薬とは、排卵前に急上昇するホルモンの「LH」を感知するものです。排卵前、女性は血中のLH濃度が急上昇し、そのLHは尿中まで溢れ出てきます。それを尿検査で調べるというもので、薬局などで販売されています。

 

1ヶ月に1回しかない妊娠のチャンス。排卵の信号をしっかりキャッチしたいですね。

 

精子と卵子の寿命について

 

ちなみに精子と卵子の寿命についてですが、卵子の寿命は12時間〜36時間。約半日〜1日半なのに対して、精子の寿命は長いです。精子の寿命は2日〜数日といわれています。ですから、この幅の中で性行為をすれば受精可能と言えます。

 

例えば精子が先に卵管にたどり着いた場合で説明すると、排卵日の前日に性行為をしたとしても、卵管の中で精子は2日以上生きのびているので、卵子と出会えれば受精することが可能です。逆に卵子が先に卵管にたどり着いた場合で説明すると、排卵後12時間〜36時間は卵子が生きているので排卵後でも、その間に性行為をして、卵子が生きているうちに精子が卵管までたどり着けば、受精可能というわけです。

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